私たちは自然と協調しながら生活を営み、またその営みが新たな生活の舞台を造っていきます。
ジーコンサルでは、主に中学校社会科地理的分野および高等学校地歴科地理の教材や評価問題の開発をおこなっています。従前の「地名物産地理」への偏重から脱却し、科学的な社会認識を土台とした「地理的な見方・考え方」の育成に資する教材・評価問題の開発につとめ、私たちの生活の舞台を様々なスケールでとらえることのできる力の育成に主眼を置いています。
*最近の開発履歴
大手出版社 問題集(地理総合)
大手家庭教師会社 映像授業レジュメ(地理探究)
大手予備校 共通テスト対策問題集(地理B)
大手出版社 共通テスト対策問題集(地理総合/地理探究)
これまでのセンター試験や大学入学共通テストでは、知識の量のみを問わず合理的・科学的な思考の過程を問う良問が多く出題されています。
ジーコンサルは大手実施主体から、全国の高校生が学校で受検する地理Bの模試問題作成の委託を受けています。知識の具体性や特殊性で難易度を安易に調整するのではなく、一般性の高い上位の知識を用いた地理認識を適正に測ることのできる問題、新しい共通テストの論理構成に準拠した問題の開発に努めています。
*最近の開発履歴
大手予備校A 全国模試問題(地理B共通テスト/旧帝大)
大手予備校B 全国模試問題(地理B/地理総合/地理探究)
わが国の社会科は、地理・歴史・公民の3分野から「社会」についての理解や認識を深めることが求められています。
しかしながら、社会科と地理歴史科・公民科との生徒に育成されるべき力の違い、授業者自身の専門分野以外の授業づくりの労力とストレス、単語の暗記偏重の副教材とそれに準拠した評価テスト、各分野ごとの授業実施時間のアンバランス、校務分掌などによる教材研究に費やせる時間の不十分さなど、教員を取り巻く授業研究の環境は必ずしも整っていないのが現状です。
ジーコンサルでは、「自分の授業をより良くしたい」と考える“やる気十分”な教員に対して、指導案の添削指導などを通じて、単元や当該授業の目標、評価方法、中心質問と枝葉の発問、生徒観など、個々のアイデアやそれぞれの整合性を検討していき、子ども達が「覚えたから書ける」ばかりではなく「できなかったことができる」ようになる姿を一緒に追求していきます。
「社会科教育学や地理学を深く学んだことがないから」という方も、対等の立場で気を遣わず授業づくりができますので、お気軽にご相談ください。
助言者(コンサル代表者)略歴
国立大教育学部卒
国立大大学院教育学研究科社会科教育専攻修了
公立中学校社会科教諭
国立大教育学部附属中学校教員
私立高等学校地理専科講師
文科省検定教科書指導書執筆
文科省検定教科書編集助言
公立中社会科教諭に対する授業・評価問題づくりの講演
評価問題のあり方についての学会発表 等
所属学会 日本地理学会/地域地理科学会
当コンサルは国立大学長から派遣依頼を受け、教育学部附属学園にて社会科の授業開発・授業実践を複数年行ってきました。
「覚えることが勉強」で立ち止まらせないよう、膨大な地理的事象を抽象化して自然と人とを結びつける理屈をおさえ、他地域に援用できる地理的思考力と、それを支える空間的イメージ化力の育成に主軸を置いて授業実践を行ってきました。
2023年度、新設の私立高等学校にて地理B/地理総合/地理探究の授業に出講しています。
〈コンサル開設以降の長期実績を掲載〉