生徒の“レジリエンス”の強化

今日から希望制で授業を再開しました。

人数の多いクラスは2部に分け、空間除菌をしながらの実施です。

 

一方で、フランスは9月まで、イタリアも6月まで休校か・・・というニュースが流れています。

日本が今後どのような道筋をたどるかは不透明ですが、

生徒には「昨日まで(課題を週2回届けて添削指導。オンライン受講も指定)の「コンサル方式」は“訓練”だと思って」と伝えています。

 

この期間に、紙を通じて対話することの比率が増えると、今までわからなかった生徒の学習特性も見えてくるという副産物もありました。

でも紙もオンラインも、「するかどうか」は結局のところ、本人の踏ん切り次第。

 

「学校で新たに習ってないから」

「提出物じゃないから」

と、しなくていい理由を探してみたところで、それは本人にとっても合理的ではありません。

入試は予定通りやってきます。それまでの時間は全国で平等(一斉休校なんてことは戦後初めて?)です。

 

授業を「聴く」、自発的に対象物へ「かかわる」力を衰えさせないために、

今後さらなる不利な状況が訪れることも想定して、

学習の“レジリエンス”(不測の事態への対応力)を高めることも、

コンサル生には意識をさせていきます。

 

ちゃんとした入試こそ、配点の多くが「見たことない問題」=「不測の事態」なのですから。