これも何週か前の、テスト週間ではない時期の出来事。
ある中2生が「それもらえますか」と言って指さしたのは、教室においてある「学習記録表」。
自分を動かすエネルギーは、自分の足跡を自分で評価したときのプラスの感情。
それを自分で確認しやすいよう、この記録表ではコンサル独自の工夫がしてあります。
モノや小遣いでテストの得点を評価する(釣る)ことが心理的に逆効果となることは、心理学の研究でも明らかです。
「自分をどうにか変えよう」と動き出すその姿勢が、いわゆる学力をはかる観点の中の「意欲」でしょう。
手を上げた回数とか、課題の提出率とか、それらでははかりきれない尊い力です。